新型コロナウィルスがなかなか収まらない中、平日も休日もお出かけを極力控える毎日。
もしご家庭で「子どもと何してあそぼうかな…」と悩んだ時は、ぜひ絵本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
一緒に読んでいるうちに、「この絵本のおにぎり、おいしそうだね♪お昼におにぎりたべようか!」とか、「かいじゅうさん、大きくてかっこいいね!段ボールで作ってみようか」など、実際のおうちでの過ごし方やあそびが、ちょっと楽しくなるかもしれません♪
今回は、絵本から実際に遊びに発展した、1冊の絵本をご紹介します。
絵本で読んだ内容を実際に再現してみる
まずはこちらの絵本をご覧ください。
「まほうのコップ」(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
藤田千絵:原案
川島敏夫:写真
長谷川摂子:文
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コップに水を入れれば、まほうのコップのできあがり✨
水の入ったコップの後ろにフォークやきゅうり、りんごなど、身近にあるものを置いてみると…不思議なことが!
フォークがギザギザに見えたり、丸いリンゴがスライスされて見えたりする!
他にも、コップの形状や模様を変えて、様々なものを後ろに置いてどんな風に見えるかを、きれいな写真と、興味を引く文章でで紹介されています。
ちょっとした科学実験みたいで、面白い!小さな子どもから大人まで楽しめる絵本です。
読んでいるだけで、2歳8か月の子どもは大盛り上がり✨
何気なく図書館で借りた絵本。
2歳の息子はこの絵本を気に入って何度も「読んで!」と、持ってきました。
そうしているうちに、遊びの中で、おままごと用の空っぽのコップを使って自分なりに絵本と同じように物を置いて実際に実験しはじめました。
その様子を見て、「子どもの興味をもっと広げてあげたい!」と思った私は、
実際にコップに水を入れて、りんごやバナナなど、身近にあるものを持ってきてコップの後ろに置いてみました。
その様子がこちらです。↓
初めてこの実験を行った日は、とても興味津々で30分は遊んでいました。
寝る前だったので寝る時間が遅くなりましたが…💦
子どもの興味を広げるお手伝いができて、私も楽しい時間を過ごすことができました。
日常の何気ない自然現象。こうやってじっくり味わうと、親子共々心が豊かになる気がします。
次の日も、その次の日も、コップの後ろに色々なものを置く実験は続きました。
絵本から広がる遊びの世界
今回は、「まほうのコップ」という絵本のご紹介と、実際に子どもが実験を行った様子をお伝えしました♪
日常のちょっとしたことに気づきを与えてくれる絵本。
身近なテーマを取り上げた作品が多いからこそ、その中には「遊びのタネ」が隠れている気がします。
「まほうのコップ」は、まさに、図書館で借りた時には予想しなかった「遊びのタネ」をプレゼントしてくれました。
このタネを、親子で少しずつお水をあげて育てていけたらと思います。
もし、おうち時間をどう過ごして良いか分からない、とお悩みの方は、ぜひ絵本を手に取ってみてはいかがでしょうか。